京都大原リクルートブログ

2018/09/13

看護師の向き不向きは?こんな風に乗り越えよう!

看護

こんにちは!京都大原記念病院です。

「看護師を目指しているけれど、自分の性格やタイプ的に看護師に向いているのか自信がない」と悩んでいる方はいませんか?

確かに看護師に比較的向いているタイプ、向いていないタイプはあります。
でもそれだけで看護師を諦めたり辞めたりするのはちょっと早すぎますよ!

今回は看護師の向き不向きについてのお話。
「看護師に向いていないかも……」と思った時の乗り越え方もご紹介します。

悩む女性の看護師

 

性格やタイプで看護師の向き不向きはある

患者様の健康や命を支える重要な仕事である看護師。
確かに、性格やタイプによって看護師の向き不向きがあるのは事実です。

 

看護師に向いているタイプ

一般的に看護師に向いていると思われるのはこんなタイプの方です。

■責任感がある方
看護師は患者様の命や健康を預かる責任の大きな仕事なので、患者様のために何ができるのかを常に考え、責任感を持ってきっちり仕事をこなせる方が向いています。

■世話好きで人と接することが好きな方
看護は必ず相手がある、人対人の仕事です。
人と話したりお世話をしたり、人のために何かをすることが好きな人には天職といえるでしょう。
仕事を進めるうえでも、同僚とのコミュニケーションやチームワークも欠かせません。

■気持ちの切り替えが上手な方
忙しい仕事なので、仕事とプライベートの切り替えを上手にできる人が向いています。
特に患者様の生死に直面するような診療科で働く看護師の仕事は、自身の感情も大きく揺さぶられる「感情労働」とも言われます。
気持ちの切り替えを上手にできないとストレスが溜まってしまうかもしれません。

 

看護師に向いていないかもしれないタイプ

逆に、看護師には向いていないかも?と思われるのはこんなタイプの方。

■体力がない方
看護師の仕事は忙しく、夜勤があったりシフト制で休みが不定期だったりと生活リズムが不規則になりがちです。
診療科によっては病気の方と常に接しているため、ウィルスにもさらされやすい環境にあります。
体力がない方、体の弱い方は体調を崩してしまうかもしれません。

体力にあまり自信のない方は、夜勤のない病院やクリニックを選ぶのも一つの方法です。

■精神的なストレスに弱い方
人の命を預かる仕事ですから、仕事中は常に緊張状態になります。
急患や急変などの突発事態への対応や、苦しむ患者さんに寄り添って支えるなどメンタルの強さも必要です。
精神的なストレスに弱い方にとっては、とても辛い仕事になってしまうかもしれません。

そのような心配がある方は比較的忙しくない病院や、急患が発生しない診療科を選ぶと良いですね。

■コミュニケーションをとるのが苦手な方
看護の仕事は常に人との関りがあります。
人とのコミュニケーションをとることや、人間関係を作ることが極端に苦手な方はストレスを感じてしまうかもしれません。

 

「看護師に不向きかも?」と思ったら原因を探ろう!

もし「私は看護師に向いていないかも」と思ったら、そう思った原因を探してみてください。
まず原因がわかれば、対策や工夫をすることもできます。

例えば、こんなことが原因ではありませんか?

 

知識やスキル不足

新しく取り組む仕事や、まだ慣れない仕事ではミスや失敗もあります。
一度や二度のミスで「不向きかも……」と落ち込まず、まずは地道に仕事に取り組んで知識やスキルを身に付ければ自信も湧いてきます。
なぜミスをしまったか、どうしたらミスを繰り返さないかをよく考えることが大切。

間違えやすいことは細かくメモをとる、わからない事や不安なことは積極的に先輩に聞くなど工夫をしてみましょう。

 

コミュニケーション不足

看護師の仕事は患者様とも、医師や同僚の看護師ともコミュニケーションが欠かせません。
コミュニケーションをしっかり取れていないと、必要な看護が行えない可能性があります。

相手の話をしっかり聞く、自分の気持ちや意見をきちんと伝えるのがコミュニケーションの基本。
コミュニケーションを上手にとることが苦手だと感じている方は、まずは相手の気持ちになって考えてみることから始めてみましょう。

また、もしかしたら看護師に向いていないのではなく、今の職場や診療科、仕事の内容が合っていないだけなのかもしれません。

体力に自信のない方は入院設備がなく日勤だけのクリニックを選ぶ、患者様とのコミュニケーションが苦手と思う方は手術室を担当するなど、配置換えや転職など環境を変えると解決する場合もありますよ!

誰でもミスや失敗をしてしまうと「看護師に向いていないのかも……」と一度は悩むものです。
「看護師の仕事が好き」「患者様のためになりたい」という気持ちが根本にあれば大丈夫。

看護師は長く働くことができる素晴らしいお仕事です。
長い目で情報を集めながら少しずつ成長していけばいいのです。
はじめは苦手だと思っていたことも、経験を積むことで克服することもあります!

患者様が回復し元気になっていく姿を見ることや、患者様やご家族からの「ありがとう」の言葉には何よりやりがいを感じるもの。

看護師を目指している、現在看護師として頑張っている方には、ぜひ苦手な部分を克服して活躍してほしいですね。

 

仕事内容や診療科によって変わる看護師の向き不向き

手術の様子

一口に看護師と言っても、診療科や職場によって仕事の内容や求められることにも幅があります。

診療科によって変わる看護師の向き不向きの一例をご紹介します。

 

救急外来やICU、手術室など

緊急の患者さんが多いため忙しく精神的にも負担が大きいので、体力精や神力に自信がない方はつらいかもしれません。
ルーティンワークが苦手で常に変化のある仕事が好きな方にはやりがいを持って働けます。

 

慢性期病棟や老人介護施設など

ルーティンワークが嫌いであれば、毎日同じ仕事を繰り返すのがつまらないと感じる方もいるかもしれません。
同じ患者様に対してしっかりとコミュニケーションをとり、じっくりと向き合いたい方に向いています。

 

外科

ケガなどで入院している方が多い病棟では、ナースコールの回数が多く忙しい可能性があります。
心臓外科や脳外科は命にかかわる病気の方も多く、最適な判断を行いテキパキを仕事を進められるタイプの方が向いています。

 

小児科

子供好きな方はもちろんやりがいがあります!
ただし、診なくてはいけない症状が多岐に渡るため、常に勉強を怠らずに向上心のある方が向いているでしょう。
自分の症状を上手く伝えられない幼い子どもや、親御さんとコミュニケーションを円滑に行う能力も求められます。

 

まとめ

「私って看護師に向いていないかも……」と悩んでいる方はいませんか?
現役の看護師でも、一度は悩んだことがあるものです。

看護師の仕事は患者様の命を預かる責任のある仕事。
患者様と常にコミュニケーションをとる必要があるので、責任感が強くコミュニケーション能力が高い方が向いています。
また、とても忙しい仕事なので体力がなかったりストレスに弱かったりするとつらいかもしれません。

ただし、診療科や職場によっても仕事内容は大きく変わります。
「向いていないかも」と思った方は、配置替えや転職など環境を変えることで解決することもありますよ!

診療科によっても求められる能力はさまざま。
長く続けられる看護師の仕事だからこそ、自分に合った職場で働けると良いですね!

 

この記事を監修した人

井川 玲子

井川 玲子(京都大原記念病院グループ 看護介護部長)
看護師。足掛け41年にわたり京都第一赤十字病院および看護専門学校で専任教師・副学校長として勤務。長浜赤十字病院 看護部長を経て、平成21年4月1日より京都大原記念病院の看護介護看護部長として着任。現在にいたる。

※写真は京都”大原”の「大原女」に扮したときのもの

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